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【まとめ】健康診断の種類について2025.04.01
「健康診断」業務について、初めて担当になった方は戸惑うことが多いのではないでしょうか。
健康診断には次の種類があります。
一般健診
・雇用時健康診断
・雇用者健診
・特定業務従事者の健康診断
・海外派遣労働者の健康診断
→事業主が労働者に対して対して実施することを法律(労働安全衛生規則)により義務づけれれています。
また、事業主は健康診断結果の記録を書面かデータで5年間保存する必要があります。
<雇用時健康診断>
労働者を雇い入れる際に必要です。
対象者は「常時使用する労働者」で条件は「1年以上使用する予定で、週の労働時間が正社員の4分の3以上」で一定の条件を満たしたパートやアルバイト、契約社員も該当。
なお、派遣労働者の一般健康診断は、労働者の派遣元で実施します。
雇入れ前3カ月以内の健康診断があれば省略ができます。
■健康診断項目(下記の11項目は省略はできません)
1.既往歴及び業務歴の調査
2.自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3.身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
4.胸部エックス線検査
5.血圧の測定
6.貧血検査(血色素量及び赤血球数)
7.肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)
8.血中脂質検査(LDLコレステロール,HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
9.血糖検査
10.尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
11.心電図検査
<雇用者健診>
1年以内ごとに1回、定期に実施します。
■健康診断項目(下記※の項目は、年齢による省略と、基準に基づく医師の判断による省略ができます)
1.既往歴及び業務歴の調査
2.自覚症状及び他覚症状の有無の検査
3.身長(※)、体重、腹囲(※)、視力及び聴力の検査
4.胸部エックス線検査(※) 及び喀痰検査(※)
5.血圧の測定
6.貧血検査(血色素量及び赤血球数)(※)
7.肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)(※)
8.血中脂質検査(LDLコレステロール,HDLコレステロール、血清トリグリセライド)(※)
9.血糖検査(※)
10.尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
11.心電図検査(※)
<特定業務従事者の健康診断>
①~⑭の業務に常時従事する方が対象です。
実施時期は、配置替えの際、6カ月以内ごとに1回です。
①多量の高熱物体を取り扱う業務及び著しく暑熱な場所における業務
②多量の低温物体を取り扱う業務及び著しく寒冷な場所における業務
③ラジウム放射線、エツクス線その他の有害放射線にさらされる業務
④土石、獣毛等のじんあい又は粉末を著しく飛散する場所における業務
⑤異常気圧下における業務
⑥さく岩機、鋲打機等の使用によって、身体に著しい振動を与える業務
⑦重量物の取扱い等重激な業務
⑧ボイラー製造等強烈な騒音を発する場所における業務
⑨坑内における業務
⑩深夜業を含む業務
⑪水銀、砒素、黄りん、弗化水素酸、塩酸、硝酸、硫酸、青酸、か性アルカリ、石炭酸その他これらに準ずる有害物を取り扱う業務
⑫鉛、水銀、クロム、砒素、黄りん、弗化水素、塩素、塩酸、硝酸、亜硫酸、硫酸、一酸化炭素、二硫化炭素、青酸、ベンゼン、アニリンその他これらに準ずる有害物のガス、蒸気又は粉じんを発散する場所における業務
⑬病原体によって汚染のおそれが著しい業務
⑭その他厚生労働大臣が定める業務
<海外派遣労働者の健康診断>
海外に6カ月以上派遣される従業員に対して行います。
海外勤務に派遣される前と帰国時の2回実施します。
基本の11項目に加えて、医師が必要と認めた場合に以下の5項目を実施します。
1.腹部画像検査(胃部エックス線検査、腹部超音波検査)
2.尿酸値
3.B型肝炎ウイルス抗体検査
4.ABO式、Rh式の血液型検査(派遣時)
5.糞便塗抹の検査(帰国時)
特殊健康診断(法令に基づく)
・電離放射線健康診断
・じん肺健康診断
・有機溶剤等健康診断
・石綿健康診断
・特定化学物質健康診断
・四アルキル鉛健康診断
・高気圧業務健康診断
・鉛健康診断
→有害物質を取り扱う方やリスクの高い作業を行う方に対する健康診断です。
作業による健康障害を未然に防ぐことを目的として実施しており、職場診断の意味合いがあります。
事業主は健康診断結果を書面かデータで5年~40年間保存する必要があります。
(じん肺:7年、特定化学物質:30年、石綿:40年)
行政指導による健康診断(任意の協力)
・情報機器作業健康診断
・騒音作業健康診断
・振動業務健康診断
・上肢作業健康診断
・紫外線 赤外線にさられれる業務の健康診断
・レーザー光線健康診断
→事業主は対象の業務に対して行政指導による実施の努力義務があります。
特定健康診査(メタボ健診)
実施年度中に満40歳~満74歳の医療保険加入者を対象に、内蔵脂肪型肥満をきっかけに脂質異常、高血糖、高血圧が組み合わされて、心臓病や脳卒中になりやすい病態、すなわち生活習慣病になる前段階で受診者に見直しを図る目的で健康診断が行われます。
■健康診断項目
・問診(現在の健康状態や生活習慣(服薬歴、飲酒、喫煙の習慣など))
・身体計測(身長・体重・BMI・腹囲)
・理学的検査(身体診察)
・血圧測定
・尿検査:尿糖・尿蛋白
・脂質:中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール又はNon-HDLコレステロール
・肝機能:AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP
・糖代謝(いずれかの項目で可):空腹時血糖・HbA1c(ヘモグロビンA1c)・随時血糖
・詳細な健診(医師の判断に基づき追加する項目)
△貧血検査:赤血球数・血色素量(ヘモグロビン)・ヘマトクリット値
△心電図検査
△眼底検査
△血清クレアチニン検査(腎機能):クレアチニン・eGFR
・追加の健診(市町村によって△を行う場合があります)
メタボリックシンドローム判定と保健指導レベルの判定を行います。
→これまでの主な見直し
・第1期 2008年度~2012年度:基本事項の制定
・第2期 2013年度~2017年度:HbA1cの検査値をJDS値からNGSP値へ
・第3期 2018年度~2023年度:non-HDLコレステロール、随時血糖の追加
・第4期 2024年度~2029年度(予定):4つの問診項目が変更、「中性脂肪」保健指導判定値区分が「空腹時と随時」に変更
後期高齢者医療健康診査(後期高齢者健診、長寿健診、フレイル健診)
満75歳以上の方を対象に生活習慣病の予防、重症化を防ぐこと、またフレイル(加齢に伴う心身の衰え)を予防することを目的に健康診断が行われます。
■健康診断項目
・問診(フレイルチェック)
・身体計測(身長、体重、BMI)
協会けんぽ 生活習慣病予防健診
協会けんぽとは、国が運営してきた健康保険事業(政府管掌健康保険)を引き継ぎ、平成20年10月に健康保険法に基づき設立された公法人です。
主に中小企業で働く従業員やその家族 約4,000万人が加入している日本最大の医療保険者で、運営している健康保険制度は「全国健康保険協会管掌健康保険」です。
・一般健診:35歳以上75歳未満の被保険者を対象とした健診
→特定健診の検査項目に、がん検診(肺・胃・大腸)等を追加
・付加健診:40歳又は50歳の被保険者を対象とした健診
→一般健診に追加することができる腹部超音波検査や眼底検査等の検査項目
・乳がん・子宮頸がん検診:偶数年齢の被保険者(女性)を対象とした検診
・肝炎ウイルス検査:一般健診受診者のうち、C型肝炎ウイルス検査を受けていない方が受けられる検査
<一般健診>
■健康診断項目
・問診(現在の健康状態や生活習慣(服薬歴、飲酒、喫煙の習慣など))
・既往歴及び業務歴の調査
・自覚症状及び他覚症状の有無の検査
・身長、体重、BMI、腹囲、視力及び聴力の検査
・胸部聴診、腹部触診
・血圧の測定
・貧血検査(ヘマトクリット値、血色素測定、赤血球数、白血球数)
・肝機能検査(GOT、GPT、γーGTP、ALP)
・血中脂質検査(総コレステロール定量、中性脂肪、LDL-コレステロール、HDL-コレステロール)
・血糖、腎機能検査(空腹時血糖、血清尿酸、血清クレアチニン)
・尿検査(尿蛋白、潜血、尿糖)
・心電図検査
・胸部エックス線検査
・胃部エックス線検査
・便潜血検査
・詳細な健診(医師の判断に基づき追加する項目)
△胃内視鏡
△直腸検査
△眼底検査
<付加健診>※一般健診に追加
■健康診断項目
・尿沈渣
・血液学的検査(血小板数、末梢血液像)
・生化学的検査(総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、アミラーゼ、LDH)
・肺機能検査(肺活量、1秒量・1秒率)
・眼底検査
・腹部超音波検査
<乳がん検診>※一般健診に追加
■受診者の希望に基づき選択的に実施する項目
・問診
・乳房エックス線検査
・視診(医師の判断により実施)
・触診(医師の判断により実施)
<子宮頸がん検診>※一般健診に追加
■受診者の希望に基づき選択的に実施する項目
・問診
・細胞診
<肝炎ウィルス検診>※一般健診に追加
■受診者の希望に基づき選択的に実施する項目
・HCV抗体検査
・HBs抗原検査
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